お気に入りコピペ貼り付けスレ

97 名前：名無しさん@1周年 投稿日：2002/1/2(水) 06:23

「あの……みるみるさんですか？」
「あ、はいそうです」
「どうも、初めまして。なんか、ホームページの印象と同じですNE!」
「あ、え、そう……ですか」
「知的で可愛いっていうか、なんか嬉しいです」
「ありがとうございます」
「祭りだﾜｼｮｰｲ」
「……え？」

　二人、いい雰囲気で近所の吉野屋へと向かう。

「みるみるさんは、吉野屋で食べたいものありますか？」
「えー……と、そうですねぇ……水先案名無い人さんはなんかありますか？」
「ねぎだくきぼんぬ」
「……え？」

「ねぎだくきぼんぬ」

「ねぎだくきぼんぬ、ですか？　あの、どんな料理なんですか？」
「いや、料理の名前じゃなくて、牛丼のねぎだくを食べたいっていうことだと思われ」
「はぁ……」

　そうこうしているうちに吉野屋に到着する二人。

「なんだなんだ、人がめちゃくちゃいっぱいで座れないぞ」
「今は１５０円引きセール中だから、家族連れがいっぱいいるみたいね」
「お前らアフォか？ヴァカか？１５０円引きごときで普段来てない吉野屋きてんじゃねーよ、ヴォケが！」
「何怒ってるの？」
「おめでてーな」
「おめでたい？」
「お前ら、１５０円やるからその席あけろ！」
「ちょっと、やめてよ～」
「女子供はすっこんでろ！」
「いい加減してよ！私、もう帰る！」
「お前は、本当に帰るのかと問いたい」
「帰るって言ってるでしょ！」
「問い詰めたい」
「……」
「小１時間問い詰めたい」
「……（この人、危ない。逆らったら何されるかわかんない。）」

　とりあえず、席に座る二人。

「大盛り、ねぎだく、ギョク一つ！」
「ねぎだくなんてオーダーできるの？」
「これ最強」
「最強？」
「諸刃の剣」
「……（この人、やっぱりキティだわ。牛鮭定食でも食べて速攻別れよう。）」