スペースモラトリアムノカミサマ

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2008/04/14

_ [Web制作] 各種 HTML DTD の利用率を調べてみた

最近のページはほぼ XHTML1.0で制作されています。

(中略)

何故こんなにXHTMLが普及しているのでしょうか。

[HTML4.01でページを制作する場合と、XHTML1.0でページを制作する場合ですが、何か大きな違いはありますか。 - 人力検索はてなより引用]

XHTML はそんなに普及しているとは思えないのだが…、ということで、統計を取ってみた。

一昨年使った target="_blank" 使用率統計スクリプトを流用し、旧 Yahoo! トップページ掲載60キーワードで Google 検索した結果を元に様々なページの DTD が何であるかを抽出したところ…

DTD件数比率
HTML 4.01 Transitional51243.7%
XHTML 1.0 Transitional25421.7%
HTML 4.0 Transitional302.6%
XHTML 1.0 Strict181.5%
HTML 4.01121.0%
HTML 4.01 Frameset20.2%
XHTML 1.0 Frameset20.2%
異常な DTD80.7%
DTD 無し33428.5%

円グラフ化

HTML か XHTML かという切り口でまとめてみると、(DTD 無しは事実上の HTML 4.01 と見なして合算)

DTD件数比率
HTML 4.089876.6%
XHTML 1.027423.4%

円グラフ化

XHTML は23%のページで使われていることがわかった。自分が想像していたよりは多いが、「最近のページはほぼ XHTML1.0で制作されています」は誤りだと思う。

Strict か Transitional かという切り口でまとめてみると、(DTD 無しは事実上の Transitional と見なして合算)

DTD件数比率
Transitional79696.9%
Strict303.6%
Frameset40.5%

円グラフ化

Strict 少ねーなー。

そういえば XHTML 1.1 が1つもないのも意外。サンプルが少ないのか、サンプル選択アルゴリズムが悪いのか。

そういえばこんな統計もあった→統計に見るXHTMLの普及状況 | Web標準Blog | ミツエーリンクス