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2008/11/20
_ [生活] 再発行前の失効した Suica/PASMO を使おうとするとどうなるのか
紛失してすぐに各種カードの再発行手続きを取ったので、手元には「失効したカード」「再発行されたカード」の両方がある状態になってしまった。
さて、PASMO も再発行したわけだが、再発行されたカードには (記名 PASMO だったので) ちゃんと紛失前にチャージされていた金額が残った状態で戻ってきた。
さて、ここで気になるのが元々のカードにチャージされていた残額である。
常識的に考えれば、キャッシュカード・クレジットカードと同様に、元々のカードでは何もできなくなっているべきだ。(そうでなければチャージ金額を二重に使用できることになってしまう)
しかし、PASMO (他 Suica、Edy、etc...) はいちいちサーバに問い合わせずにローカルで決済される点でキャッシュカード等とは仕組みが違う。残高はサーバではなくカードそのものに記録されているのであり、紛失したカードの残高を遠隔で0にすることはできない。本当にきちんと失効されているのだろうか?
…というわけで、試してみました。結果、
- コンビニ → エラー、使用できず
- PASMO 対応券売機 → 「この IC カードはお取り扱いできません」
- PASMO チャージ機 → 「この IC カードはお取り扱いできません」
やはり本来あるべき状態になっていた。
これはどうやって実現されているのだろうか。
カードそのものは紛失前と全く変化していないので、この拒否のための情報は端末またはサーバが持っていることになる。
しかし、全てのカードについて使用しようとした瞬間にサーバに問い合わせて失効しているかどうか確認していてはサービスが成り立たないので、実際に情報を持っているのは端末側と推測される。
先日 PASMO 再発行を依頼した時には、駅員には明日再発行できますと言われた。つまり、再発行するために旧カードの失効情報を全端末に配信するバッチ処理を毎夜行っているのだろう。全国の Suica/PASMO 端末にはあちこちで失効したカードの ID リストがずらずらと記録されているんですね…。
ここにも同じようなことが書いてあった → SUICAやPASMOの紛失再発行の技術的な仕組みを教えて下さい - Yahoo!知恵袋
毎朝失効情報が券売機とか改札機に配信されるんだお。<br>失敗したこともあるお。